介護にまつわるお話会によせて~父のこと①
介護にまつわるお話会
このお話会を企画するあたって
わたしには二人の大切な人との関わりがあります。
父と義母
子供たちが成長して大きくなっていくのと同じだけ
わたし自身も年齢を重ね
親世代も年齢を重ねて生活が変化していきました。
頭では分かっていたこと。
そして、あたりまえのこと。
いつかやってくるかもしれないその日は
ある日、本当に突然やってきました。
🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀
昭和4年生まれの父は
お酒とたばこが大好きで
手先が器用で
さみしがり屋でおこりんぼうで自分の感情を表現することがとても下手な人でした。
思うようにならないことがあるとちゃぶ台をひっくり返し
(でも、家族に当たらないように
細心の注意を払っている 🤣)
人が集まることが大好きで
世話好きで
酔っぱらうと
「俺はいつ死んでもいい~
だから酒もたばこもやめない。」
「好きなことを辞めてまで長生きしたくない~」
そんなことばかりを言っていました。
2003年2月
当時、野球少年だった我が家の二男は、
学校を休んで一人旅。
実家のある宮崎の読売巨人軍のキャンプを1人で見に行きました。
73歳の父は、肩が痛い~やら腰が痛い~といってかかりつけの整骨院に入院中でした。
わたしはこの入院すら、おとうさん大げさ としか思っていませんでした。
二男が来たことで、父の看護から解放された母は楽しそうでした。
じいちゃんは、今度は一緒にお出かけ出来なかったけど、次に遊びにきたら一緒にお出かけしようね。
「じいちゃん、また来るね。」
と二男が帰路についたその日、父の様態が急変しました。
呼吸困難になり、救急車で県立病院に搬送されました。
血圧が高めではあったものの、急な出来事でした。
自力での呼吸が難しい様子に
「気道確保しましょう。」
という医師の言葉に、実の父(私の祖父)が晩年、気道確保したことで意思疎通がままならなくなった経験のある母は、気道確保に同意できませんでした。
幸い、母のこの判断は功を奏し
父の容態は安定していきます。
この際、精密検査をしましょうということになり、
そのまま県立病院に入院することになりました。
検査の結果は、心臓のバイパス手術が必要との診断。
手術に向けての入院となりました。
②へ続く…
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