あなたが あなたらしく輝き 幸せになるために 想いを込めて 週末カウンセラー Anne

Anneのひとりごと

エンパワーコーチ安里和代のブログです。日々の想いを綴ります。

介護にまつわるお話会によせて〜父のこと②

介護にまつわるお話会によせて〜父のこと①

 

 

🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀

心臓のバイパス手術が決まった父

わたし達家族は、大きな手術だけれど

この手術が終わったら

また、もとの生活が続くものと信じて疑いもしていませんでした。

 

2月の緊急搬送から

離れて暮らすわたしは

3月の春休みを待って、子供たちと

父のお見舞いに行きました。

入院しているとはいえ、いつもの父で

病室であっても楽しい時間でした。

 

わたし達が訪れたことで、
父に付き添って病院で寝泊りしていた母にとっても

つかの間の休息となりました。

 

そして、5月の手術日前日

医師の説明の後、
たくさんの同意書にサインしました。

 

この時、父の老いとも向き合うことになりました。

 

書道の免許も持つ父

字を書くことには、誰より自信を持っていた父

 

その父が、自分で自分のサインを書かなかったのです。

 

年齢とともに、手が震えるようになり、
自分が思うように文字が書けなくなった父は、
書きたくなかったのです。

 

あんなに得意なことだったのに

好きなことだったのに

と父の姿を見て寂しくなったのを覚えています。

 

そして6月になり、手術も無事に終わり

父が麻酔から覚める前に

わたしは、慌ただしく、子供たちの待つ自宅へ戻りました。

あとは、手術の傷が癒えて退院するだけだと信じて。

 

ところが、麻酔から覚めた父の様子がおかしいと

母から連絡が入ります。

 

せん妄です。

 

いろんなことが、
わかっていたり、わかってなかったり…

わかってなかったり、わかっていたり…

手術が終われば、以前の生活に戻れると思っていた

わたし達には、青天の霹靂の出来事でした。

退院できることになったものの、不安なことがいっぱいでした。

自宅に連れた帰っても、父と母は生活できるのだろうか?

かといって、空いている施設も見つからない

 

そして、父は、退院すると同時に介護認定を受けることになりました。

 

③へ続く

 

 

⭐️介護にまつわるお話会

過去を悔やむではなく

未来を不安に思うのではなく

今ココを生きること

【介護】というライフステージをとおして 

いっしょに考えてみませんか?

 

m.facebook.com

LINE@に登録してね

セミナーやお得な情報届きます。

 

f:id:cubic316359:20191018020728j:image